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ヘアケアブランドKAMIKAI（髪改）
こだわりを詰め込んだヘアケアギフトを製作
2020年ヘアケアブランドKAMIKAI（髪改）を立ち上げ全国の美容室へ髪質改善、縮毛矯正などの16種類の薬剤販売を開始しました。
KAMIKAI（髪改）のコンセプト
くせ毛やダメージに悩む方は「自宅で髪質改善トリートメント」のセットを使って毎日ハッピーなお風呂タイムと気持ちのいい朝を迎えてほしい。そんな想いから生まれたヘアケアセットです。
専用パッケージの製作
お客様のご希望
- 規格商品に仕切りのみオーダーメイド
- ボトルに合わせ黒で統一されたパッケージ
- かっこよく、インパクトの強い箔押し印刷
黒で統一されたパッケージ
規格商品に仕切りのみオーダーメイド
リリアンラボ様からのオーダーは、初回のロットは多くなく、ひと箱に3本のボトルを入れるための仕切りも作成とのことでした。 そこで、まずご提案した形状は【N式箱】です。 N式箱とは、一枚のシートを組み立てるだけで箱が完成します。 弊社には規格品のN式箱が300種類以上ご用意があります。 仕切りを作成するのであれば、外箱は規格品、仕切りだけオーダーメイドが一番安価に作成ができます。 今回のボトルは横に寝かせて入れますので、規格品の中でボトルの高さと箱の奥行きがピッタリの箱を見つけることができました。
内側も黒で統一するためには
規格既製品の段ボールシートは、外側は黒ですが内側はクラフト色になり、箱として組み立てたとき、内側のクラフト色が見えてしまします。 両面黒のシートに変更することもできますが、両面黒は特殊シートになり最低でも300mは材料を購入しなくてはなりません。 リリアンラボ様の初回のご希望は100枚でしたが、数量が100枚でも最低数の300ｍは材料として取り寄せをしなくてはならないため、無駄になる材料費も加算されてしまいます。 デザインを取るか、コストパフォーマンスを取るか、難しい判断でしたがはやり当初のコンセプト通り黒で統一ということで両面黒のシートでの製作となりました。 今回の製作で一番無駄なく製作出来る数量が500枚でした。無駄のない製作を行えることをご理解いただき、製作は500枚で行いました。
広範囲の細かな箔押し印刷
箔押し印刷とは
弊社が最も得意とする印刷方法【箔押し印刷】。箔押し印刷は、文字や模様の凸凹対の型を作り、表側に当たる版に箔を貼り付けて、熱と圧力を加えて施す印刷のことです。
フタ前面に金の箔押し
黒地の箱に金の箔押し印刷でとてもインパクトがあります。細かい文字やデザインは表現が難しい部分もありますが、キレイに印刷が出るよう日々研究を重ね、精度の高い印刷を追及しています。
大きな箔押し印刷で起こる問題点
大きな箔押し印刷は、製作する版も大きくなります。キレイに印刷をしようと圧力・温度を上げると版のフチの跡までくっきりついてしまうのが大きな版で印刷する問題点です。 それを解決するため、通常マグネ版3㎜厚を段ボールシートでは使用していますがさらに厚い【真鍮版7㎜厚】を提案しました。もちろん、通常使用しているマグネ版3㎜厚よりコストはUPします。しかし、仕上がりは全然違います！！ リリアンラボ様の箔押し印刷の大きさは、約183㎜×134㎜です。250㎠を超える大きさでフタ一面に印刷が入る大きさです。大きな印刷でも真鍮版だからこそキレイに印刷が出来ます。 ※大きさによっては、箔押し印刷の機械に入らない場合もあります。一度ご相談ください。
統一感のある、素敵な箱の完成
両面黒のN式箱、黒マットなボトル、統一感があり箔押し印刷もインパクトある素敵な箱が完成しました。
嬉しいお言葉
リリアンラボ様より、納品後に嬉しいお言葉もいただきました。
「この度は素敵なギフトボックスを作っていただきましてどうもありがとうございました。組み立てもとても簡単で、感動しました。仕切りのくぼみなども細やかな職人技ですね。」
箱の開閉がしやすいように、仕切りの手前には少しくぼみをつくりました。お褒めのお言葉は、社内で共有し従業員の励みになっております。
成長できたこと
箱を開けたときのお客様の気持ちを想像したり、セットをする人たちの作業効率を考えたり、様々なことへ想いを馳せながらそれぞれのお客様への一番を提供する。小さいことかもしれないけど、それらが積み重なってパッケージの完成度を高めてゆくのだということを改めて実感させていただきました。素敵な箱の製作のお手伝いができ、大変嬉しく思っています！リリアンラボ様、ありがとうございました。
お店のご紹介
髪改（KAMIKAI）ショップ
