OMISO NOMORI おみその森様 HP https://omisonomori.com/
東京都江戸川区西小岩に店舗があるおみその森様より、ECサイトオープンにあたりギフトBOXのオーダーメイドをいただきました。

お客様のご希望
- ECサイトのカラーが【濃グリーン】なので箱も同じような色にしたい
- (S)(M)(L)の3サイズ展開
- フタを開けやすくしたい
- 味噌と焼き菓子を一緒に入れるギフトのために味噌を固定する仕切りが必要
色の変更
色変更に必要なご注文数
300枚以上ご注文の場合、段ボール表面の色を変更することが可能です。
お店のカラー【濃グリーン】に合わせた色の選択
カラー段ボールシートは色の種類が限られているため、色見本からお店のカラーである【濃グリーン】に近い色を選んでいただく必要があります。【濃グリーン】の材質切り見本を3~4種類お送りし、その中からご希望の色を選んでいただきました。お店のカラーとピッタリな色があり統一感のある箱が出来上がりました!

3つのサイズ展開
多様な組み合わせに対応できるサイズ展開
様々な商品を組み合わせて入れるギフトBOXのため、(S)(M)(L)の3種類のサイズ展開を提案しました。
サンプルによる確認
量産前に3サイズのサンプルを作成し、実際に商品を入れてみてもらいました。量産するための抜き型を作成する前に、サンプルでサイズや形状の確認をお願いしております。その理由は、抜き型を作成後はサイズを修正することができず、変更するためにはもう一度抜き型を作成しなくてはならなくなってしまい、余計なコストがかかってしまうためです。
抜き型とは?
ダンボールや紙などの材料をさまざまな形状に抜くための金型で、製品の展開図どおりに溝を切り、 刃や罫を組み込んだベニヤ板です。
サンプル確認の結果・・・
イメージが合わない
(S)サイズは、箱のサイズが小さいため段ボール組み立て箱では、重い印象となってしまい、もっとカジュアルに!ということで【N式箱】へ変更となりました。

フタが開けづらい
(M)(L)サイズは、サイズはOKだけどフタが開けづらいことが分かりました。
サンプルによる確認の重要性
実際に手に取ってみたり、商品を入れてみたりすると新たな発見があります。サイズサンプルを一度ご確認いただくのは、良い商品を製作するのに欠かせません。
より使いやすくする工夫
指かけをつけてフタを開けやすく!
形式をN式に変更した(S)サイズの箱には、指かけをつけて開けやすく!
箱を開けるときに指を引っかける半円の穴を『指かけ』と呼びます。指かけをつけることで、箱を開けやすくしています。

フタを浅くして開けやすく!
(M)(L)サイズの段ボール組み立て箱は、フタを浅くして開けやすく!
段ボール組み立て箱は、フタが下の方まであるものが多いです。内容物が重いとスムーズに箱を開けることができますが、焼き菓子などの軽い商品を入れた時に、箱の中身に重みがないため開けづらいことがあります。そのため、今回はフタを浅くして開けやすいようにしました。

箱を開けるときのことを考えたこだわりが詰まっています!
仕切りの製作
中に入れるものを固定して保護
今回、箱の中に一緒に入れるのが<味噌>と<焼き菓子>です。味噌の方が重みがあり、傾けてしまうと焼き菓子が潰れてしまいます。そこで、箱に合わせて固定する仕切りを製作しました。
お客様へのヒアリング
何を入れるかがその都度変わる不確定の商品を入れる場合は、毎回必ず入るもの、サイズが変わらないものを固定するのが一番です。これはお客様へのヒアリングで判明することです。
必ず入っていて、サイズが変わらないもの・・・「味噌カップ」!!味噌カップを送っていただき、その味噌カップに合わせて丸い穴を開け、偏って焼き菓子を潰さないよう固定できるようにしました。
2種類の仕切りを設計
味噌カップの種類が2種類あるため、組み合わせなどを教えていただき、2種類の仕切りを(L)サイズに合わせて設計しました。焼き菓子が潰れることなくギフト発送することができます。

本体と仕切りに同じ材質を使って段ボールと感じさせないギフトBOX!
材質の統一
仕切りも段ボール組み立て箱と同じ材質1.5㎜厚の段ボールシートを使用し、同じ色で作成しました。
高級感のあるギフトBOXの完成
同じ材質・色を使用することで統一感があり、段ボールシートで作成していながらも段ボールを感じさせない高級感のあるギフトBOXが出来上がりました!
